受験を考えているのにすでに四年生になろうとしている。今までに学校の勉強をある程度やらせたが、「勉強グセ」には自信がない。性格のタイプ別でみると、「なんとかなるさくん」タイプの項目があてはまる、こんなケースの場合を例にとって、対応策をお話していきましょう。まず、受験を考えている場合、カリキュラムに乗り遅れることは「借金」を背負い込むことになるので、「勉強グセ」がついていなくとも、見切り発車をしましょう。この時期はまだ、学習項目が少ないうえに、どこの大手進学塾の教材もそれほど膨大な量ではありません。方法は塾側と家庭側で考えます。詳しくはのちほど述べますが、ここでも簡単にお話しておきましょう。まずは、塾側に対してです。入塾を決めた塾にすこし手助けをしてもらいましょう。担当の先生よりあえて責任者の先生に子どもの状態を話し、今週学習する教材のどのあたりがキーポイントかを聞きます。同じ教材でも担当の先生によって指示がちがう場合があるので、責任者の先生にそのあたりを具体的にたずねてみましょう。そして家庭では、このキーポイントとなる場所をていねいに学習するようにします。よくばらずにポイントを絞って繰り返し学習に徹します。まず、国語の場合です。どうしても次の授業の直前になってあわててやるという子どもが多い教科になりがちですが、短くてもいいので、きちんと時間を確保して学習するようにしましょう。一定の時問内に文章を読み、そして、考える作業をさせたいと思います。これは性格のちがいにかかわらず、すべてのタイプの子どもに言えることです。三年生の二月から五年生の二月まで、塾から与えられる文章題をていねいに学習していけば、膨大な量の文章を読むことになります。
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