紺のパンツから始まった私の「スタイル」

2011.05.06

紺のパンツから始まった私の「スタイル」は、それから三年以上が過ぎ、今はまた形を変えている。しかし、これが私なのだという核の部分は変わらない。そこをみつけることができたから、自分の変化とともに変わっていくことが怖くなくなった。自在に変化を楽しめるようになった。人のことを気にし、人のファッションに影響された高校時代。美しいもの、格好いいものへの憧れが人一倍強く、そのくせいつも自信がなく、コンプレックスの塊だった。ファッションを変えれば自分の内面も変わるような気がして、さまざまな服に手を出し続けた二十代。人一倍観察するのが好きだったからこそ、私はいつも、自分だけがおしゃれじゃないという感覚にとらわれ、悩んでいた。しかしそれは、おしゃれが下手だったのではなく、自分のことがわからなかったということなのだ。そして、人が私をどう見ているのかも。今、私は自分を知り、客観的に見ることができる。特別な自信もないが、コンプレックスに落ち込むこともない。ニュートラルな気持ちで、「これが私、これでいい」と言うことができるようになった。