私は“受験イコール幼児教育”だと考えています。だからふだんの生活の中で、自然に教えたりしつけたりすることが、そのまま受験準備になるはずです。知識を詰め込んで合格したとしても、小学校で燃え尽きたり、思春期につまずいてしまうなど、必ずあとになって弊害が出てくるはずです。受験にムリはいけません。楽しくなくちゃ」とはいうものの、一見温厚そうな先生も、つい二年前までは合格者数が気になり、子どもにチック症状が出るほど厳しい指導をおこなっていたそうだ。「ところがあるとき、合格者数にこだわるあまり見失っていたものに、ふと気づいたんです。もっと楽しくやっても、合格させられるのではないかと考えたときから方針を切り替え、子どもが喜ぶ工作を中心に据えたカリキュラムでいくことにしました。受験にたどりつくには、いろんな道があっていいはずです。親には『受かる受からないではなく、受けることに意義がある。子育ての一環として、また子育ての発表会のつもりで受けてください』と言っています」
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