羽子板も正月の縁起物

2011.04.18

羽子板も正月の縁起物です。羽根は邪気をはねのけ、子どもが健康に育つとして、昔は女児が生まれると羽子板を贈る風習もありました。羽根つきは室町時代から宮中で初春を祝って行われるようになった遊びで、その当時から羽子板には松竹梅などの吉祥柄(めでたい図柄)や花鳥の図が描かれていました。江戸時代に入ると浮世絵両家が図案を描き、押し絵(布や和紙を貼り合わせて立体的にする手法)の技法も導入されて、図柄や色彩も華やかで装飾的なものになりました。江戸の終わりごろには、人気の歌舞伎役者たちの似顔絵をあしらったものを売り出し、大変な人気を呼んだそうです。江戸の伝統を受け継ぐ羽子板市は毎年十二月十七、十八、十九日の三日間開かれ、年の瀬の風物詩としてにぎわいを見せます。
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